Bリーグは、14日から沖縄アリーナで開催予定だった「オールスターゲーム2022in沖縄」の中止を発表した。  

選手に新型コロナウイルスの感染が相次ぎ、濃厚接触者が多く出ることで欠場者が増える見込みだとして中止を判断。昨年も水戸で予定されていたがコロナ禍で中止となっており、2年連続となった。

Bリーグでは今週、沖縄、東京、北海道、大阪、京都のチームの選手に陽性判定が相次ぎ、5日の天皇杯準々決勝の2試合が中止となったばかりだった。オールスターに選出された27人のうち、陽性判定もしくは濃厚接触者が12人にのぼると見込んでいる。

また、沖縄では6日の新規感染者が980人前後と過去最多に見込みとなっている。

Bリーグの島田慎二チェアマンは「開催地を元気にしたいという想いを強く持っているだけに、2年連続開催中止となったことは大変残念でなりません。 過去最大、最高のオールスターを見ていただくことで、新型コロナウイルス感染症で閉鎖感のある世の中において、少しでもみなさまに笑顔になっていただけると確信していただけに非常に残念です」とコメント。

同日にはファンのための代替コンテンツの配信を検討するという。また、リーグ戦については「厳しい感染状況の中でも、開催が許容されている限り、強い意志をもって続けてまいります」としている。

加藤忍
加藤忍

早稲田大学卒業。フジテレビ入社。スポーツ局すぽると!ロッテ担当、ヤクルト野球中継などを経て現在は報道局兼スポーツ局。