TSKとJALがコラボしてお届けしているニュース企画。今回は「JALふるさと応援隊」の小池瑞季さんが、島根・松江市内にある企業の新たな取り組みを取材した。 

コロナ禍の中で新たに挑戦する、住宅メーカーと木製家具メーカーのタッグで生み出されたものとは?

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かわいいネコたちが遊んでいるこの場所。9月にオープンしたオープンハウス。でも通常の住宅とはちょっと違うところがある。それは?

JALふるさと応援隊・小池瑞季さん:
一見して普通の住宅ですが、ほかとは違うポイントはなんですか?

ウッドスタイル・西村幸平社長:
ネコだけでもなく、人だけでもなく、両方に優しい住宅を作りたくて設計して作った

ネコと人が一緒に暮らしを楽しめる“ネコ共生住宅”!
確かによく見てみると、キャットタワーに、麻縄を巻いた爪とぎ用の柱…さらには、家じゅうを回れるようなキャットウォークなど。猫が快適に過ごせそうな家具が至るところにある。

手掛けたのは、松江市内で木製家具を製造・販売する「ウッドスタイル」と同じく、市内のハウスメーカー「ハウジング・スタッフ」。

JALふるさと応援隊・小池瑞季さん:
なぜ、ネコ共生住宅を?

ウッドスタイル・西村幸平社長:
わたしがもともとネコ好きで、かれこれ30年くらいずっと飼っている。弊社は家具屋なので、いろいろとデザイン性に凝ったりいいのがなかったので、ネコ家具も作り、自分で家も設計して作ってみたくて今回家を作ってみた

「ウッドスタイル」は、木材を使った家具の製造・販売をしているが、西村社長のネコ好きが高じて、2年前「りねこ」のブランドで猫専用の家具を作り、自宅を改装。今回、ハウジング・スタッフと連携し、家として事業を本格化させることになった。 

ハウジング・スタッフ 平儀野社長:
小さいころからネコ好きで、自分は住宅を作るのは得意だけどアイデアは西村社長がすごくて、ぜひとも一緒にタッグを組んでやりましょうとなった。コロナ禍の中でチャンスかなと思ってやった

国交省の調査では、2020年の新築住宅の着工件数が、新型コロナ前に比べ8%以上減少。
一方でペット市場は好調だ。コロナ禍の中で新規飼育頭数は、2020年度は、犬が前の年に比べ14%増、猫は前年に比べ16%も増加している。

ペットの増加に合わせて関連ビジネスも1兆6,000億円と、前年度に比べ3.4%増加。今後も拡大が続くとみられている。

ハウスメーカーにとっては、新たなビジネスチャンスともいえる。

注目は「ネコにも人にも優しい」設計

JALふるさと応援隊・小池瑞季さん:
ネコ好き・西村社長のポイントは?

ウッドスタイル・西村幸平社長:
1つ目は「漆喰の壁」。普通のクロスと違って調湿効果と消臭効果があって、さらに猫が爪を立てない。だからクロスみたいにボロボロにはならない

JALふるさと応援隊・小池瑞季さん:
確かにちょっとザラっとしていますね

2つ目は「家に溶け込む家具」。

ウッドスタイル・西村幸平社長:
普通の人間の収納があって、ここは実はネコが中をくぐっていけるようになっている。一応、ここも開けられるようになっていて掃除がしやすい

専用家具をあわせると、建物は約2,000万円からになるという。
※土地・建設費は別途

JALふるさと応援隊・小池瑞季さん:
今後の展望はありますか?

ハウジング・スタッフ 平儀野社長:
今後ブランディングしていこうと思っているし、コロナ禍で猫と一緒にいる時間もたくさん増えてくると思うので、今が弊社としてもチャンスの時期かなと思って取り組んでいる

ウッドスタイル・西村幸平社長:
初めて作ったからわかったことも多々あるので、これを元にブラッシュアップしてなんとか山陰・島根から発信していきたい

2022年5月には市内にモデルハウスを建設予定で、初年度には売上3億円を目指したいとしている。

(TSKさんいん中央レレビ)