小学生の子供から「下駄職人じゃ食べていけないですよー」と言われたが…

三重県中南部に位置する大紀町(たいきちょう)。
ここに個性的な下駄を作っている夫婦がいる。東京から2013年に移住して来た2人が生み出す色鮮やかな鼻緒の下駄は、大紀町の自慢だ。

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大紀町の北東部・野原地区に住む田所直さんと恵理さん夫婦は、地元・伊勢地方の木にこだわった「下駄」(8800~9900円)を製作している。

ブランド名は、苗字の「たどころ」をもじった「TARD」。

夫の直さんが、その木の特性を生かした土台部分を。

妻の恵理さんが、アフリカ伝統の生地を使って独特でカラフルな鼻緒を製作。
古くて新しい履物を作り上げている。

通常は下駄の歯は2本だが、一本歯の「健康下駄」も。

一本歯では歩きにくいと思われがちだが、慣れれば思った以上に安定する。背筋が自然に伸びるため、姿勢も良くなるのもメリットだという。

8年前まで東京で暮らしていた神奈川県出身の直さんと静岡県出身の恵理さんは、自然に囲まれて生活がしたいと、友人が暮らしていた大紀町に移住。

子供も生まれ、都会では味わえないスローライフを満喫している。

田所直さん:
子どもたちに「将来下駄職人になったら?」と言うと、今の子どもたちは現実をよく見ているので「下駄職人じゃ食べていけないですよー」。小学生に世の中を教えてもらったり

田所恵理さん:
「でも なんとかやれるよ」って言って…

田所直さん:
「なんとかなる」と言えるように頑張ります

Iターン夫婦が作る個性豊かな下駄は、大紀町の自慢だ。

(東海テレビ)