引きこもり、老後…悩みを抱えていた3人がもてなす「1日1組限定レストラン」 “特許”生ハムや貴重な食材で客好みの料理を【鹿児島発】
ニッポン全国 注目スポット

引きこもり、老後…悩みを抱えていた3人がもてなす「1日1組限定レストラン」 “特許”生ハムや貴重な食材で客好みの料理を【鹿児島発】

鹿児島テレビ
鹿児島テレビ
地域

コロナ禍に鹿児島でオープンした、1日1組限定のレストラン。
おもてなしをするのは、さまざまな理由で県外から移住してきた人たち。レストランに込められた思いを取材した。

客の好みを聞いて作る特別なコース料理

鹿児島県鹿屋市に2021年7月オープンした「結 SAN MARINO」。サンマリノ産のワインなどを取り扱うセレクトショップを兼ねたレストランだ。

この記事の画像(12枚)

午前8時にオープンし、予約があった1日1組だけをおもてなしする。

店を切り盛りするのは、県外から移住してきた3人。年齢も住んでいた場所も、移住してきた理由もさまざま。

山本航暉さん:
燃え尽き症候群みたいになっていて、自然があるところでないと回復できないということで、こちらに来ました

草柳博子さん:
東北の震災のあと、老後をどう生きようかと思って

店で味わえるのは、客の好みを聞いて作るコース料理。

料理を担当する東京都出身の吉田真紀さんは、鹿児島にやって来る前の12年間、引きこもり生活を送っていた。

吉田真紀さん:
その時は働くことも人と話すこともできないし、このままでは親が死んだら一緒に死ななきゃいけないと思って。それではいけないと思って、なんとか出よう! と

そんな3人を引き合わせたのが、レストランのオーナーで鹿屋市在住の人材育成コンサルタント、藤山邦子さん。「新しいことにチャレンジする自分を楽しんでほしい」と、レストランを開業することにした。

店名の「サンマリノ」は、藤山さんがサンマリノ共和国大使館の特別顧問を務めているのが由来で、店は大使館の特別推奨店にも認定されている。

輸入した貴重な食材を使って…料理のお味は?

オーナーの藤山邦子さん:
特許を取った生ハムで、脂肪率が非常に低い生ハムです

店では、サンマリノ共和国から輸入したハムなど、鹿児島ではなかなか味わえない貴重な逸品も使いながら料理を提供している。

朝食なら450円、昼食なら650円と財布にやさしい価格設定も魅力。

訪れた人:
食材にとてもこだわっていらっしゃって、味付けもすごく自然な味で。私はとても気に入ってます

訪れた人:
よそからわざわざ来ていただいて、すごくうれしいですね

山本航暉さん

オープンから2カ月余り。3人はお客さんとの出会いや働けることの喜びをかみしめながら、日々を過ごしているという。

料理担当 吉田真紀さん:
仲間がいてとても幸せです。駆け込み寺というか、皆さまが気を遣わないで、おしゃべりだけでもお待ちしておりますので。コロナの中で行くところがなければ、こちらに来ていただきたい

(鹿児島テレビ)

鹿児島県のコロナ・ワクチン関連ニュース >>>
×