衣装だけでもお祭り気分…学生たちの“思い”も込めて「ナナちゃん」着替え

名古屋のシンボル「ナナちゃん」が9月28日、ウォーリーの衣装からお姫様の衣装に着替えた。
着せ替えは28日午後5時半ごろから行われ、約3時間かけて煌びやかな姿に変身。

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衣装は、10月16日と17日に予定されていた「名古屋まつり」をPRするために、南区の「桜台高校・ファッション文化科」の生徒約30人が、7月中旬から約1か月かけて制作した。

2021年のテーマは「伝統文様」。5種類の日本の伝統文様「市松」「青海波」「七宝」「亀甲」「麻の葉」があしらわれた豪華な衣装を「姫ナナちゃん」が着飾っている。

「桜台高校・ファッション文化科」では2008年以降、「名古屋まつり」をPRするために、この時期になると衣装を制作しPRに協力してきたが、2020年は「名古屋まつり」が中止となったため、ナナちゃんの衣装を初めて着せることができなかった。

2021年も「名古屋まつり」は中止が決まっているが、衣装の制作を進めていたこともあり、市の担当課が「名古屋まつりのことを覚えておいてほしい」とナナちゃんの衣装展示が実施された。

2年生の林さん:
コロナでできないことがたくさんありましたが、先生ができるだけ本来と同じようにできるようにしてくれたので感謝しています。この展示で自分たちの作品をたくさんの人が見てくれて、ほめたりしてくれるので嬉しいです

2年生の福田さん:
材料も多く大変だったが、1年生との仲が深まりました。緊急事態宣言が解除されて、見てもらえる機会が増えたら嬉しいです

「姫ナナちゃん」は、10月5日まで。

(東海テレビ)

東海テレビ
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