全国的に進められている新型コロナウイルスのワクチン接種。
宮崎・三股町の老舗の畳店が、「接種済証シール」の紛失などを防ぐワクチン手帳を製作した。

老舗たたみ店が手がけた「ワクチン手帳」
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高齢のお客さんの声をヒントに製作「ワクチン手帳」

ワクチン手帳は、新型コロナのワクチン接種済証を貼って保管できたり、接種後の副反応や体温を記録することができる。

接種後の副反応や体温を記録できる

製作したのは創業86年の老舗、三股町の「中西たたみ襖店」。畳やふすまなどの製造・販売を行っているが、一体なぜ、ワクチン手帳の製作を始めたのか。

外観は普通の畳店だが…

中西たたみ襖店 中西貴代さん:
(お客さんが)高齢者の方が多いので、畳替えでお宅に上げていただくと、どうしても「接種済証をなくしそう」という話になりましたので(作りました)

「自分と家族の健康管理ツールに」

お客さんからの声を元に製作されたワクチン手帳。

当初は顧客向けに印刷製本する予定だったが、都城市の印刷会社と協力し、一般の人でも購入できるように一部200円で販売することになった。

都城新生社印刷 大薗雄介さん:
中西たたみさんの方からワクチン手帳を作りたいという話がありまして、地域貢献の一環として快く引き受けさせていただいたところです

中西たたみ襖店 中西健太さん:
自分とその家族の健康というところをより強く意識する時代になったのかなと思っているので、自分とその家族の健康を管理していくツールとして使っていただければありがたいと思っています

ワクチン手帳は、中西たたみ襖店や「三股町物産館よかもんや」などで購入できるという。
インフルエンザの予防接種の記録も残すことができるほか、母子手帳と同じサイズのため、母子手帳の写しを貼って保管できるなど、さまざまな工夫がされているという。

(テレビ宮崎)