北海道釧路市の阿寒湖温泉のホテルで、ホテルとしては全国で初めて「配膳をするロボット」が導入された。その実力はいかに…?
最大50kgまで運搬可能
北海道有数の温泉地、釧路市の「阿寒湖温泉」。
この記事の画像(9枚)鶴雅グループのホテルが導入したのが、配膳をするロボット。本格稼働を前に報道陣に公開された。
目的地をボタンで設定することができる。「洗い場」を選択すると…
配膳ロボット:
洗い場へ行きます
テーブルのそばを抜け、洗い場の方へ向かった。
配膳ロボットは2台。人やテーブルに衝突しないようセンサーが働き、最大で50kgの重さまで運ぶことができる。
配膳ロボット:
テーブル3へ行きます
コロナ対策と働き方改革 2つのメリット
コロナ禍での「非接触」や業務の負担軽減による「働き方改革」につながると、ホテルでは期待している。
鶴雅リゾート阿寒地区・千葉聡総支配人:
作業の効率アップという部分は考えていた。非接触型という部分では、お客さまにも安心していただけると思う
8月中旬からは別のホテルでも配膳ロボットを稼働させるとしていて、客の安心と従業員の負担軽減も期待できるシステム導入が、これからの観光ホテルで新たな流れを生むかもしれない。
(北海道文化放送)