千葉CS決勝進出に王手

Bリーグ年間王者を決めるチャンピオンシップ準決勝。初優勝を狙う千葉ジェッツ(東地区2位)は96-85でゴールデンキングス(西地区1位)に先勝。決勝進出に王手をかけた。

ともに初優勝を狙う両チームの戦いの舞台は今年完成したばかりの沖縄アリーナ。対する千葉は船橋アリーナでパプリックビューイングを開催し現地へ熱い応援を届けた。

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オフェンスリバウンド制した千葉

この試合、味方のシュートが外れたこぼれ球を拾い、次のチャンスに繋げるオフェンスリバウンドが勝負の「明暗」を分けた。

千葉は第2クォーター開始早々、五輪日本代表候補のギャビン・エドワーズ(33)が「今日はオフェンスリバウンドを多く取る事ができた」と味方の外したシュートを206センチの長身を活かして拾い、そのまま押し込んで得点をあげる。エドワーズはさらにベテランPG西村文男(34)の外した3ポイントシュートも拾って押し込んだ。チームは前半だけで13本のオフェンスリバウンドを奪い、ゴール下の強みで試合の主導権を握っていった。

千葉は42-41と1点リードで迎えた後半もゴール下で優位に立ち続け、205センチのセバスチャン・サイズ(26)、203センチのジョシュ・ダンカン(35)と2m超のビッグマンの敵陣への強靭なアタックで得点を重ねていく。
さらに、キャプテン富樫勇樹(27)が3ポイントシュートや電光石火のスピードでレイアップシュートを決めるなど、1,600キロ離れたパブリックビューイングの会場を沸かせた。

14点リードで迎えた最終クォーターでは、コー・フリッピン(25)やエドワーズがさらに点差を広げる。終盤に追い上げを許し一時3点差となるが、そこでもエドワーズらの得点で引き離し試合終了。96-85で準決勝の初戦に勝利した。

CSでは一つのボールが勝敗を左右

千葉の大野篤史ヘッドコーチ(43)はこの試合で19本のオフェンスリバウンドを奪ったチームに「チャンピオンシップでは一つのボールを掴めなかったりで負けてしまう。そういう危機感を持って戦うことができた」としつつ、「まず勝ち切れたことにホッとしている。ただ、一つ勝っただけでは意味がないので明日に向けてしっかり準備していく」と気を引き締めた。

琉球ゴールデンキングス 85-96 千葉ジェッツ
(沖縄アリーナ・4,017人)