世界フィギュアスケート選手権が24日の女子の戦いに続いて、男子の戦いもスタートした。

男子ショートプログラムの結果は、1位は羽生結弦選手(106.98)、2位は鍵山優真選手(100.96)、3位はネイサン・チェン選手(98.85)、そして6位に宇野昌磨選手(92.62)となっている。

ショートプログラムの3選手の演技もノーカットでお届けする。

羽生結弦「表現したいことを最後まで出し切れた」

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4年ぶりの世界選手権頂点を目指す羽生選手の得点は106.98と、自らの世界最高得点に迫る高得点をマークし、現世界王者のネイサン・チェン選手にプレッシャーをかけた。

――SPを振り返って
最初は少し硬くなっていたかもしれないですけど、純粋に最後までこの子自体の表現をしたいコトみたいなものは最後まで出し切れたのかなと思っています。

――フリーに向けて
あと1日またあるのでしっかり休んで、今日は今日で出し切れたと思うので、また1日休んで、万全の体調にしてからフリーでも表現したいことだったり、自分が目指している演技をひとつ残らずここに置いていけたらと思います。

――ファンの方々へメッセージ
できればこのプログラムは本当に会場一帯となって、みなさんと楽しみたいと思っているプログラムなので、楽しめれば良かったなと思うんですけど、こういう時だからこそ、どんな場面でも、インターネットでも、テレビの前でもスマホの前でも、どこからでも楽しんで頂けるようなものになっていたら良いなと思います。応援ありがとうございます。

――フリーは2度目の披露、届けたいこと
全日本の時よりも凄く精神的にも安定して、一つ一つ丁寧にできると思うので、その曲自体から、またプログラム自体から、感じられる背景やみなさんの中に残っている記憶だったり思い出だったり、そういったものを少しでも想起させられるようなものになったら良いなと思います。

鍵山優真「ノーミスできたことがうれしい」

今回、世界選手権デビューの鍵山選手。加点のつく3つのジャンプに加え、スピンとステップはすべて最高評価のレベル4を獲得した。

鍵山選手の得点は100.96。衝撃のデビューは史上8人目の100点超えとなった。

――ショートを振り返って
SPはとにかくノーミスすることを一番の目標にしてきたので、まずはノーミスできたことが凄くうれしいのと、あとは100点という点数がついてきたので、凄く良かったし、凄くうれしいなと思います。

――スピン、ステップすべてレベル4
手応えとしてはちょっとあれって思った部分はあったんですけど、それでもしっかりと足を落ち着かせて、しっかりとステップをひとつひとつ踏むことができたので、そこは良かったと思いますし、今日の自分は凄くほめたいと思います。

――演技終了後、コーチであるお父さんとは
「鬼門のトリプルアクセルが少し怖かったな」という話をして、4回転よりもミスが多少出るジャンプなので、「そこは怖いね」っていう話を少ししたあと、「とりあえず良かったな」という話はしました。

――初の世界選手権にはどんな思いで臨んだ
2年前の世界選手権を見たとき、「自分はシニアに上がれないんじゃないか」「戦えないんじゃないか」と思っていたんですけど、2年前の世界選手権を生で見たからこそ、そこで自分のモチベーションもやる気も目標もすべて上がって、この2年間ずっと努力し続けてきたので、この舞台でその努力が報われたというか、とりあえずショートは練習したことをすべて出し切れたので良かったなと思います。

――フリーに向けて
もちろんフリーもノーミスでやることが目標なんですけど、ひとつひとつ丁寧にスピンもステップもジャンプも落ち着いてやって、自分が納得いく演技ができれば良いかなと思います。

宇野昌磨「全体的に良かった」

宇野昌磨選手は、コンビネーションジャンプは3回転ではなく2回転に、トリプルアクセルでは転倒してしまい、得点は92.62。

――SPを振り返って
最後のジャンプの失敗だけが凄く悔しく思いますけど、凄い良かったと僕は思っています。

――手応えを感じたところ
すべてのジャンプがいつもみたいに回り過ぎたりせず、自分の思い描いた通りのジャンプをすることができ、4回転ー2回転してしまったことは間違いなく自分の心の弱さだと思うんですけど、それを踏まえても全体的に地に足がついていたなと感じます。

正直最初の2つのジャンプに成功して、最後のトリプルアクセルの前にノーミスできるんじゃないかという気持ちがよぎったときに少し縮こまってしまったかなと、凄くそれが悔やまれるんですけれども、全体的に良かったなと思っています。

――フリーの演技に向けて
本当に今までにない凄く特別なシーズンになりました。この中でも最大限、みなさんの協力があって競技が続けられています。僕は全日本選手権で「もっと成長したい」そう強く思いました。まだまだこの全日本選手権からこの期間の間に、ここは成長できたと言える場所はありませんけれども、この試合が終わっても僕はもっと成長できるスケート人生を送っていきたいと思います。
 

3選手が挑む男子フリーは、27日夜9時から行われる。

世界フィギュアスケート選手権2021
3月26日(金)女子フリー 深夜3時55分~土曜朝6時00分
3月27日(土)女子フリー 夜7時00分~9時00分・男子フリー 夜9時00分~11時10分
3月28日(日)エキシビション 深夜1時00分~2時00分
3月31日(水)ペア・アイスダンス 深夜2時35分~3時35分

https://www.fujitv.co.jp/sports/skate/world/index.html