日本遺産に認定された木彫刻の里・井波で体験する伝統の木彫り

瑞泉寺の門前町として栄えてきた富山県南砺市井波。
日本一と言われる木彫りの町としても知られ、石畳が美しい八日町通りには、数多くの彫刻工房が軒を連らね、作業風景を見学することができる。

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欄間や獅子頭など、250年あまりの伝統を誇る井波彫刻。
こちらでは、その伝統の技を体験することができる。

木彫刻士・本多恵実さん:
今日は、こちらを使って木のぐい飲みを作っていただきます

中を丸くくり抜いてある木材をノミと木槌を使って削り、自分だけの「ぐい飲み」を作るこのプラン。
地元の彫刻士がわかりやすく指導する。

木彫刻士・本多恵実さん:
手首を固定して叩いていってください

森田麗実アナウンサー:
緊張する。いきます

木彫刻士・本多恵実さん:
大丈夫ですよ、まだ厚みがあるので

森田麗実アナウンサー:
削っていると、ほのかに木の香りを感じますね

木彫刻士・本多恵実さん:
こちらの素材はヒノキなので、木は削ったときに一番香りが出てくるので

心地よい木槌の音を聴きながら、ノミを使うこと1時間。
少しずつ形になってきた。

小さなノミに持ち替えて、飲み口を丸く整えたら完成。
最後に焼き印を押して仕上げる。

森田麗実アナウンサー:
完成しました。なかなかうまくいかない部分もありましたが、それはそれで味が出て素敵な仕上がりになったんじゃないかなと思います

体験後は、井波の酒蔵で地酒の試飲を楽しむことができる。

風情あふれる井波で街歩き 伝統の技を”五感”で堪能  

八日町通りで女性に人気のお店が、こちらの「月や」。
ブライダル着付けのプロであるベテラン美容師が、着付けやヘアセットをしてくれる、着物のレンタルショップだ。

森田麗実アナウンサー:
どんな着物を揃えているんですか?

月や・三谷千津子さん:
私が着物好きなので、この町を歩いていただくのに似合う着物を選んで取り揃えております。最近入れたのが、アメリカンコミック。ぜひ試してみてください

三谷さんがお見立てしてくれたのが、こちらの着物です。

月や・三谷千津子さん:
シックな着物なんですけど、襟もとの赤のストライプ。それと帯に合う帯締めをピンクにして、髪飾りも赤にしてみました

森田麗実アナウンサー:
風情ある町並みで、こうして着物が着られるのは素敵だなって思いました

月や・三谷千津子さん:
少しでも着物に興味を持っていただいて、街並みを歩いて、写真を撮りまくっていただきたいです

お言葉に甘えて、着物を着て、通りを歩いてみた。
この通りには、表情豊かな木彫りの猫がたくさん隠れている。
その数、約30匹。みなさんも探してみてはいかがだろうか。

井波のぶらり旅。
最後にやってきたのは、ミシュランにも掲載されたことのある人気のお蕎麦屋さん。
人気の秘密は、地元・井波の山斐地区でとれたそば粉を使用し、店主の木下さんが毎朝、愛情をこめて打つ、手打ちそば。
コシと歯応えのあるそばは、通の間でも評判の味だ。

茶ぼ~ず・木下美一さん:
そばの食べ方教えましょうか。箸から離さない。下のほうだけ出汁につける

森田麗実アナウンサー:
いただきます。うん、もちもち感がありますね。香りが違います

ワサビは、そばつゆに入れるのではなく、そばに少しのせて食べると、そばをより美味しく味わえるそうです。

森田麗実アナウンサー:
うん! ワサビを麺につけることで香りが広がりますね。美味しいです

こちらは、利賀でとれた岩魚の唐揚げ。
特製の酢醤油をかけてあります。

森田麗実アナウンサー:
いただきます。うん、ぱりぱりしていて美味しいです。あっさりしているんですけど、岩魚の味を引き立ててくれています

井波が誇る技の数々、週末に訪れてみてはいかがだろうか。

(富山テレビ)