「安全に食べられるものを、できるだけ無駄にしないように食べる」ことが重要です。
そのためにも、最初にやるべきなのは「この先の食事の流れを考える」こと。
停電は短時間で復旧しそうなのか。長引きそうなのか。自宅で安全に過ごせるのか。カセットコンロやカセットボンベはあるのか。水はどのくらいあるのか。加熱調理ができるのか…。
こうした内容を確認してから冷蔵庫を開けましょう。
スマホで庫内を撮影するのが開閉回数を減らすコツ
開ける際にはコツがあります。それは、スマートフォンなどで庫内の写真を撮っておくこと。
庫内の冷気が逃げないように、短時間で撮影するのがポイントです。
停電していると庫内の電気がつかず、中が見えにくいこともあります。夜間はフラッシュ機能を使ったり、懐中電灯などで照らしながら、短時間で撮影しましょう。
スマホの充電にも限りがあるので、撮影後は写真を見ながら、冷蔵庫や冷凍庫にあるものを紙に書き出しておくと安心です。
今ある材料を「見える化」することで、「肉や魚は先に加熱しよう」「豆腐やカット野菜も早めに食べよう」など、食材を使う順番を考えやすくなります。
また、ふだんから冷蔵庫の中を整理し、家族の誰が見てもどこに何があるか分かるようにしておくことも、停電時の備えになります。
「賞味期限」だけでなく「傷みやすさ」も考える
停電時に食材を使う順番は、賞味期限だけで決めるものではありません。
基本的には、「傷みやすいものから食べる」ことを考えます。
肉、魚、ひき肉、作り置きのおかず、豆腐、牛乳や乳製品、カット野菜などは、早めに使う候補になります。特に、開封済みのものや、一度手をつけたものは注意が必要です。
「もったいない」より「体調を崩さない」
調理できる環境がある場合は、傷みやすい食材を早めに加熱して食べ切ることが、停電時の大切な対応になります。

