“野菜ソムリエ上級プロ”で“果物ソムリエ”の堀基子さんが、旬の野菜と果物のおいしさを引き出す技を紹介する本連載。今回は、お財布に優しい「豆苗」です。育て方からレシピまで、豆苗活用術をお伝えします。
文・写真=堀基子
豆苗が価格の優等生である理由
天候不順による生育不良、原油価格の高騰に伴う輸送燃料費の上昇などを受けて、野菜は価格が不安定になりがち。
そんなとき強い味方になってくれるのが工場生まれの野菜です。もやし、かいわれ大根などのスプラウト類、フリルレタスやプリーツレタス、しめじやエリンギなど、身近な野菜の中にも工場で生産されているものは意外と多くあります。
工場産の野菜の長所は、天候に左右されない環境で栽培されるため価格が安定していること、衛生的な工場内で生産されていること、特に密閉度が高く外界から遮断された工場のものは病害虫のリスクが低いため無農薬の製品もあることなどです。
数ある工場産野菜の中でも私が特に気に入っているのは豆苗です。その理由は、低価格で栄養豊富、使い勝手がいい上に、再収穫ができるから。
失敗なし!豆苗の育て方
では、さっそく豆苗の取り扱い方をご紹介しましょう。
