岩手県内では4月と5月にクマに襲われたとみられる死者が3人に上っています。
雫石町では5月22日、住民らがクマに遭遇した場合の対策を学ぶ研修会が開かれました。
県農業公社が開いた研修会には、雫石町南畑地区の住民など約60人が参加しました。
22日は農林水産省の鳥獣被害対策アドバイザー・谷崎修さんが、草木の刈り払いといったクマを人里に寄せ付けにくくする対策や、クマに遭遇した際に取るべき行動について説明しました。
県内では4月と5月にクマに襲われたとみられる死者が3人に上っているほか、南畑地区では数年前からクマやイノシシの出没と被害が増えているということです。
参加者は追い払う花火やクマスプレーを使う際の手順を教わり、実際に使いながらいざという時に備えていました。
南畑地区の住民からは「(クマやイノシシは)非常に身近な存在。(対策グッズを)買って持っていて、練習したいと思う」との声が聞かれました。
県農業公社では職員や地域住民の被害防止に向け対策グッズの配備などを進めたいとしています。