住み慣れた家を整理し、処分する「家じまい」。
高齢化が進み、切実な問題へとなりつつあります。
TSKは「家じまい」を決断した家族にスポットをあてたドキュメンタリー番組を制作しました。


「使ってくれるんだからいいよ。壊すんじゃないから…建物を壊して更地にするという案もあったんだから」
河内紀子さんは、亡き夫が40年以上前に建てた大切な家を売却することを決断しました。
生前に住み慣れた整理し、処分する、いわゆる「家じまい」です。
私たちの帰る場所、家。
「大切だから残す」
なぜ、その道を選べないのでしょうか。

家じまいをする佐々木孝久さん:
「(おふくろが)私の目の黒いうちは捨てないでくれって言われて。ここもかなり…」
家じまいの業者、齋藤憲嗣さん:
「手つかずですもんね」
佐々木孝久さん:
「手つかず。それらもどう整理していいかわからなくて」
母への想いから、整理ができなかった家。
片付けの最中にも…
「佐々木さん!お札が出てきましたよ」
「うわぁでた」
佐々木孝久さん:
「1月中に引き渡してくれって言われてる、急いでやるしかない」
感傷に浸る間もなく、「家じまい」を進める家。
「公的な補助などは私が知っているかぎりでは絶たれたかなと思います」となす術なく、朽ち果てるのを待つだけの家も…

「両親が建てた家を売らなきゃいけないんだと思うとね」
「帰るところがなくなるわけですよ」

「家と別れる」決断の向こうに見えた、人々の想いを拾います。

TSKさんいん中央テレビ
TSKさんいん中央テレビ

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