京料理の老舗が手がけるお弁当から、京都で人気の駅弁まで、東京・新宿区の京王百貨店には、今、人気の京都料理やスイーツが一堂に会しています。
26日まで開催される「京都展」。
特に人気となっているのはお弁当です。
白身魚をふっくらと焼き上げた西京焼きに、ちりめん山椒や卵焼きが添えられたお弁当。
彩りには「エビ」が使われています。
京都東山亭・車戸忠輔代表:
赤色できれいでひときわ目立つように、インパクトが必要なので、エビをドンっと入れさせてもらった。
エビは、京都の旬の食材を盛り込んだミニ小箱のお弁当にも入っているほか、二段折の京弁当にも使われています。
田ごと・吉永倫英調理長:
赤い物が入るとやっぱり彩りが映えるので、エビというのは一番大事だと思う。
おいしさだけでなく、見た目でも食欲をそそる「エビ」。
東京・墨田区錦糸町にある「エビバリ 錦糸町店」は、エビ料理の食べ放題などが人気で、主に外国産のエビを使っています。
エビバリ 錦糸町店・福村優介支配人:
ロシア産、ニューカレドニア産、アルゼンチン産。エビの種類によって国を変えています。
ガーリックシュリンプにはエクアドル産、エビフライにはベトナム産を使用しています。
しかし、輸入エビの仕入価格は、ここ1年で、2kg50尾で1000円ほど上がっているものもあるといいます。
エビバリ 錦糸町店・福村優介支配人:
コース(料理)の値段とかも正直変えざるを得ない部分はあって、多少は昔に比べて上がっています。できる限り安くお客さまにお届けしたいので、めちゃくちゃ苦しいけど頑張りたい。
この店では、仕入れにあたって、できるだけ値上がり幅の少ない産地のエビを選ぶなどしてメニューの値上げをできる限り抑えたい考えです。
輸入エビの値上がりは、都内のスーパーでも見られました。
アキダイ・秋葉弘道社長:
インド産バナメイエビ、この間まで200円ちょっとだったのが298円なんで、エビの価格としてはずいぶん上がった。
客側も、「確かに高くなったような気がするけど安売りの時を狙って(買う)」と輸入エビの値上がりを実感していました。
スーパーアキダイの秋葉社長は、輸入エビの価格上昇要因と今後について、「燃料費の高騰が一番大きいのとやっぱり人気の食材になっている現状がある。あと世界的にとれる量が減っているとか色々な理由が重なっている。販売価格に関しては今後トレー代(の価格上昇)も乗っかってくる可能性もあります」と見ています。