4月26日は、気仙沼市議会の議員選挙の投開票が行われ、21の議席を27人で争う混戦となりました。2番目の得票数で初当選を果たした、最年少の37歳の女性は東日本大震災の後に、気仙沼に移住し、自身の4人の子育ての経験を軸に訴えを展開しました。
投開票から一夜明け、27日、気仙沼市議会の21人の当選者に当選証書が授与されました。
「おめでとうございます」
初当選を果たした、無所属で新人の杉浦美里さん(37歳)。
初当選(無・新) 杉浦美里さん(37)
「身が引き締まる思い。選挙を通して街に立ってその時に頂いた笑顔が浮かんできて、この街をもっと良くしていきたい」
4月19日の告示日。
手探り状態の中で、初めての選挙戦がスタートしました。
無・新 杉浦美里さん(37)
「私がいまここで子育てしていることがすごく幸せなんだということを市民に伝えていけたらいいなと思っています」
静岡県出身の杉浦さんは、震災後、復興支援のボランティアをきっかけに気仙沼に移住しました。
3歳から12歳までの4人の子育てをしながら、子育て支援団体の代表を務めています。
子育て支援の充実を訴える背景には、移住者として、気仙沼で子育てをした経験があるといいます。
無・新 杉浦美里さん(37)
「第一子出産後は知り合いもいなくて友達もいなくて、そういう状況の中で引きこもってしまって、すごくつらい子育てになってしまっていた」
そして、4月26日…。
獲得した1516票は当選した議員のうち、2番目の得票数で、震災後の移住者が市議になるのは、杉浦さんが初めてだということです。
また、最年少となる杉浦さんを含めて、女性議員は1人から3人に増えました。
無・新 杉浦美里さん(37)
「色々な期待をかけてもらってすごくうれしいとともに、頑張らなくてはという思い」
移住者であり、4人の子育てをする親として…。
気仙沼をどう発展させていくのか、今後が注目されます。