アメリカの新興企業アンソロピックが開発した新型AI「クロード・ミュトス」によるサイバー攻撃を念頭に、金融庁は日銀や3メガバンクなどと緊急会合を行い、官民連携して対策を検討する作業部会を立ち上げました。
片山財務大臣:
まさにこれは、「今そこにある危機である」ということを申し上げ、金融界からもそういう声が出ました。事案が発生したときの備えがこれまで以上に重要になる。
新型AIミュトスは、システムのセキュリティー上の弱点を見つけ出す能力が高く、サイバー攻撃に悪用されると、深刻な事態となる可能性が指摘されています。
会議では、ミュトスによるサイバー攻撃を念頭に、金融システムが抱えるリスクについて意見が交わされ、幅広く対策を検討するため、官民連携の作業部会を設置することで一致しました。
片山大臣は「サイバー攻撃によって、直ちに市場への影響や信用不安にまで波及しうる」と危機感を示した上で、「AIを巡る戦いに勝ち抜かなくてはならない」と強調しました。