4月20日午後4時52分ごろ、三陸沖を震源とするマグニチュード7.7の地震が発生しました。
この地震で、道内では函館市と日高の新冠町で最大震度4を観測したほか、太平洋沿岸を中心に津波が到達しました。
気象庁は「北海道・三陸沖後発地震注意情報」を発表し、今後1週間程度は地震発生に注意するよう呼びかけています。
道内各地で観測された津波の高さは、浦河町で最も高い40cm、苫小牧東港や十勝港などでは30cmに達しました。
また、この津波の影響で道内では10町・約4万4千人に避難指示が出されました。
現在発表されている「北海道・三陸沖後発地震注意情報」は、今後1週間程度、大きな地震や津波に備えるよう呼びかけるものです。対象地域は道内63市町村に及びます。
今回の注意情報では、三陸沖から千島沖にかけての広い想定震源域で、20日とは別の大きな地震が発生する確率が平常時よりも高まっていることを示しています。
実際に、過去には大きな地震の後にさらに大きな地震が起きた事例があります。2011年の東日本大震災では、マグニチュード9.0の巨大地震の2日前に、マグニチュード7.3の大きな地震が発生していました。
では現在、別の大きな地震が起こる危険性はどのくらい高まっているのでしょうか。
平常時、大規模な地震が起こる可能性は0.1%なのに対して、注意情報発表時には1%にまで上がったことを示します。
この数字について、北海道大学の高橋浩晃教授は「後発地震が起こる可能性は100回に1回ぐらいしかない。普段の防災対策の見直しさえすれば、安心して生活していただいて問題ありません。普段より一段ギアを上げて防災対策をしてもらえたら」と話し、通常時より防災意識を高めるよう呼びかけています。
では、具体的にどんな備えが必要になるのか。改めて防災対策を見直していきましょう。
・備蓄の確認
水、食料などの用意
・室内外の安全確保
倒れやすい家具や暖房機器の固定
屋外の燃料タンクの固定
・避難の準備
枕元に防寒具、履き慣れた靴、貴重品(印鑑、現金など)を用意
停電によりスマートフォン決済が使えない場合を想定し、小銭を含む現金の準備
・家族との連携
避難場所、避難経路、緊急時の連絡手段を事前に話し合っておく
この注意情報の期間は4月27日午後5時までとなっています。これを機に、改めて災害への備えを徹底しましょう。