「ギョウジャニンニク」と間違えて有毒な「イヌサフラン」を食べた札幌市の70代女性が、4月10日死亡しました。
札幌市保健所によりますと、女性は自宅の庭で観賞用のイヌサフランと食用のギョウジャニンニクを栽培していて、間違えて食べたと見られています。
山菜採りのシーズンも到来、「正しい見分け方」を解説します。
北海道内では2017年から2026年までの10年間で、有毒植物による食中毒は22件発生しています。
そのうち半数にあたる11件がイヌサフランによるもので、16人中8人が命を落としています。
ギョウジャニンニクとイヌサフランは見た目が非常によく似ており、細長い葉の形や背丈、色合いもほぼ同じですが、見分けるポイントは大きく2つあります。
1つ目は「茎の色」です。
ギョウジャニンニクは茎の根元に近い部分が赤紫色をしているのに対し、イヌサフランは緑色になっています。
2つ目は「におい」です。
そのままの状態では違いがわかりにくいものの、調理の際に切ったりちぎったりすると、ギョウジャニンニクからはより強いニンニク臭が出てきます。
この2つのポイントを合わせて確認することが大切です。
それでも判断に迷う場合は、「採らない」「食べない」「売らない」「人にあげない」の4つを徹底することが重要です。
山菜採りのシーズンを迎えるなか、十分な注意が必要です。