知床遊覧船の沈没事故から4月23日で4年。

 事故を悼み乗客家族の思いに寄り添って、毎年花を手向ける男性がいます。

 その思いとは。

 「これは23日の朝1番に式場に献花させていただくお花」(杉浦登市さん)

 花束を購入した杉浦登市さん。

 4年前、知床半島沖で起きた遊覧船の沈没事故で、駆け付けた乗客家族の対応に当たりました。

 「もう4年経ってるんだって」(杉浦さん)

 杉浦さんが当時勤務していた旅館の経営者は、沈没した船の運航会社「知床遊覧船」社長・桂田精一被告です。

 桂田被告は4月16日、業務上過失致死の罪に問われ禁錮5年が求刑されました。

 「KAZU1が海面まで今引き揚げられました」(八木隆太郎キャスター)

 2022年4月23日、知床半島沖で「KAZU1」が沈没し、乗客乗員20人が死亡、6人が行方不明のまま。

 23日で事故から4年。

 斜里町では追悼式が執り行われます。

 「(沈没事故で)亡くなった人のご冥福をお祈りし、ウトロの観光がもとに戻りますようにと」(杉浦さん)

 式の会場は、事故当時、最前線の拠点となった漁村センター。

 ここで杉浦さんは毎月手を合わせ、事故後も交流が続く乗客家族に献花台の写真を送っています。

 その思いとは。

 「家族の方が笑顔で話ができる、そんなウトロに戻ってくれたらいいなと思っています」(杉浦さん)

 事故を悼み、杉浦さんは23日の朝、花を手向けます。

北海道文化放送
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