皇族数の確保策を巡り、中道改革連合は、女性皇族が結婚後も身分を保持する案について党内に異論がなかったものの、他の論点で意見が分かれたことから、議論を続けることになった。
中道が9日に開いた検討本部の会合で、党内の意見集約のために実施していたアンケートの結果が報告された。
会合後の笠本部長らの説明によると、アンケートに回答したのは44人。
女性皇族が結婚後も皇族の身分を保持する案には42人が賛成し、「どちらとも言えない」が2人いたものの、「反対」と答えた議員はいなかった。
ただ、女性皇族の配偶者や子どもに皇族身分を付与するかについては、賛否が分かれた(賛成10、反対19、どちらともいえないが15)。
また、旧皇族の男系男子を養子に迎えて皇族とする案についても、意見が割れた(賛成24、反対7、どちらともいえない13)。
立憲民主党と公明党の出身者を抱える中道内における主張の隔たりが改めて浮き彫りになった形で、笠氏は党内での議論を続けるとした上で、「“最大公約数”をしっかりと作り上げ、一任してもらえるような環境を作っていきたい」と述べた。
一方、皇族数の確保策を巡り、全ての党派による会議が15日に予定されている。
笠氏は、中道として女性皇族の身分保持については賛成で意見集約ができたとして、「認めるべきであると(全党派の会議で)述べようと思う」との考えを示した。
そして、「私たちがまとまらないから結論が出せないという状況にもっていくつもりはない」と強調した。