京都・南丹市で、11歳の安達結希さんが行方不明になってから17日が経過した。安達さんが通う京都府南丹市立園部小学校では9日、入学式が行われた。一方、警察による捜索活動も続いていて、9日は、安達さんの自宅と学校の中間地点にある山の中で捜索が行われた。
小学校では入学式 保護者「不安」
安達さんが通う南丹市立園部小学校周辺では、9日朝も見守りが強化される中で、児童が登校する姿があった。9日の入学式には、安達さんと同じ6年生の児童も出席し、新1年生の門出を祝ったとみられる。入学式に出席した保護者は、複雑な思いを明かした。
新1年生の保護者:
この日を迎えるまでに解決してほしかったというのが本音。
新1年生の保護者:
(新1年生の子供は)ウキウキしているので、問題はないかと思っているけど…(自分は)不安ですね。どうしても。学校は対策してくれているので大丈夫かと思うが、やっぱり何かしらしないと不安。
新1年生の保護者:
早く見つかって欲しいだけ。見つからないと住民もモヤモヤしたまま。不安も多い。
学校からは新1年生の保護者に向け「今後の学校安全の具体案」と題する資料が配られた。そこには、登下校時の見守り強化とともに、連絡のない欠席者に対して「午前8時40分から15分以内に電話連絡を完了させる」などと記されていた。
また、今回の事態を受け、南丹市の教育委員会は、2026年度中に市内にある小・中学校の防犯カメラを増設する方針だ。
自宅と学校の中間地点の山中を捜索
3月23日の朝、父親の車で登校した安達さんは、教室に姿を見せることはなかった。3月29日には、学校から3kmほど離れた山の中で安達さんの通学カバンが発見された。警察は7日、約60人態勢で安達さんの自宅裏にある山の中を捜索。8日は約30人態勢で市内の広い範囲を捜索した。

そして、9日、捜索隊の姿が確認されたのは、安達さんの自宅と学校の中間地点にある山の中だった。近くに住む人によると、このエリアに安達さんの捜索が入ったのは初めてだという。

捜索現場の近隣住民A:
あの奥はもう竹やぶと山と畑です。管理しているというか、それぞれ持ち主がいらっしゃるんです。ほったらかしの山じゃなくて。(警察が来るのは)初めて。
捜索現場の近隣住民B:
(あの場所での捜索は)私も不審やと思います。

――捜索したのは初めて?
捜索現場の近隣住民B:
ありません。網が張ってあるのよ。イノシシとか来るさかい。

――子供が入るような場所?
捜索現場の近隣住民B:
子ども入られへんわ。子どもおられへんもん。全然この近くはもう学校行ってはる子、1人しかいない。
9日は、約50人態勢で捜索が行われた。捜索は10日も続くとみられる。

安達さんは身長134.5cmの痩せ形、黄色い帽子をかぶり、フリース・灰色のトレーナー、ベージュのチノパンをはいていたという。情報提供は南丹署生活安全課(0771-62-0110)まで。
(「イット!」4月9日放送より)
