気温の上昇とともに、秋田にも春の気配が広がってきた。桜の名所として知られる仙北市角館町の武家屋敷通りでは、枝先のつぼみがふくらみ、満開の時を待っている。そんな角館で、花見シーズン本番を前に“口の中でも春を楽しめる”限定スイーツが登場した。桜やイチゴを使った、見た目も華やかな春の味覚が、散策をより特別なひとときにしてくれそうだ。
桜の名所・武家屋敷通りに春の足音
黒板塀が続く武家屋敷通りは、桜が見頃を迎えると一帯が淡いピンク色に染まる。取材時はまだ開花前だったが、枝にはふくらみ始めたつぼみも見られ、春の訪れを感じさせていた。
この時期ならではの風景を前に、観光客らが楽しみにしているのが、散策のお供となる季節限定スイーツだ。
桜の風味を閉じ込めた「あきたプリン亭」の春スイーツ
武家屋敷通り近くに店を構える「あきたプリン亭」では、角館の桜をイメージした春限定商品を販売している。
看板商品の一つが、毎年人気の『さくらプリン』。
サクラペーストを練り込んだなめらかなプリンの上に、塩漬けした桜の花びら入りのジュレを重ねた。一口食べると、桜の香りがふわっと広がり、やさしい甘みとほのかな塩気が絶妙なバランスだ。
さらに、『さくらソフト』も登場。
プリン風味のソフトクリームに、砕いた桜の花びらのパウダーをまぶし、2026年はイチゴ味のウエハースをトッピング。見た目にも春らしく、写真を撮りたくなる一品に仕上がっている。
イチゴと栗が奏でる春限定モンブラン
続いて紹介するのは、モンブランスイーツ専門店「REGAL RITZ」。国産栗を使用した『角館モンブラン』で知られるこの店から、春限定仕様の商品が登場した。
目を引く鮮やかなピンク色の『あまおう苺モンブラン』は、硬めのプリンと生クリームの上に、栗とブランドイチゴを練り込んだペーストをたっぷり絞った一品。仕上げに散らしたフリーズドライのイチゴが、味にアクセントを加えている。
まずイチゴの甘酸っぱさが広がり、後から栗のコクが追いかけてくる、奥行きのある味わいが楽しめる。
地元イチゴを使った数量限定ソフト
春限定で販売されているのが、『苺のせモンブランソフト』。
ソフトクリームの上にのせるイチゴは、大仙市の農家が育てた「とちあいか」。甘みの強さが特徴で、栗の風味とも相性抜群だ。
このソフトクリームは1日20個限定。散策の合間に立ち寄りたい、特別感のあるスイーツだ。
目でも口でも“春”を感じて
プライムスイーツカンパニーの安藤治久店舗責任者は、「ことしは春の商品を多く取り揃えた。厳しい寒さを乗り越えたあとだからこそ、目でも口でも春を感じてほしい。スイーツを手に、角館の桜並木を楽しんでもらえたら」と話す。
満開の桜とともに楽しむ、春だけの特別なスイーツ。歩きながら味わえば、角館の風景がより鮮やかに心に残るはずだ。
花見のお供に、春のお出かけに、華やかな限定スイーツはいかが。
(秋田テレビ)
