一方で、属人化によって、任された人の専門性や創造性が高まり、その人にしかできない価値が生み出されることもあります。
あなたがその会社やチームにいる意味。それはやはり、あなたにしかできない仕事や価値があるからです。アイデア創出、プロセス作り、チームビルディング、高度なデータ分析…本当に生産性高く働きたいなら、こうした「属人化された仕事」にこそ、力を注ぐべきなのです。
ただし、いきなり「属人化された仕事」に集中しようとしても、現実には雑務やルーティン業務に追われてしまう人がほとんどでしょう。だからこそ最初の一歩は、「自分じゃなくてもできる仕事」を見極め、手放すことから始める必要があります。
例えば、チーム全員が交代で回している業務、AIで代替できる業務などは、多くの場合、属人化されていない仕事です。それらは思い切って「やめる」「省力化する」ことをおすすめします。そうして生まれた時間を、より価値の高い仕事に振り分けるのです。
自分がいなければ…は思い込み
私自身もそうでしたし、コーチングでお会いするお客様にも「自分がいなければ回らない」と思っている人は少なくありません。
しかし、申し訳ないのですが、それは思い込みだと断言できます。会社というのは、誰かが休んでも、いなくなっても、回り続けるような仕組みになっているからです。
