定期的に洗い出しの習慣をつけよう
■仕組み(3)「安心専用ブロック」を作る
とはいえ、大きなタスクを細分化すること自体が難しい、という人もいるかもしれません。そんな人におすすめなのが、定期的に「安心専用ブロック」を設けることです。
「安心専用ブロック」とは、不安や未確定事項を徹底的に洗い出し、整理するためだけの時間です。週に1~2回、タスクの大きさに応じて10 ~30分程度、カレンダー上で時間をブロックします。
そして、「必要なデータが手元にない」「予算の上限が分からない」「誰に相談していいか分からない」など、気になることを遠慮なくリストアップするのです。
名前の通り、このブロックの目的は「安心」を確保することです。「先が見えない」という不安を無理に押し込めるのではなく、「ここで向き合うから大丈夫」と脳に知らせるための仕組みです。「自分への会議の招待状」だと思って、忙しくてもスキップしないようにしましょう。
課題がリストアップされたら「それを解決するためにはどうすればいいか」を考えます。つまり、次の「1アクション」が見えてくるのです。
「まずは上長に聞いてみる」「イベント会場の公式ホームページから問い合わせてみる」など、具体的なアクションが見えてくることで、不安が和らぐでしょう。
こうして不確定要素を解きほぐすことで、安心感が生まれ、目の前の緊急度の高い仕事にも集中しやすくなります。
吉川ゆり
Mental Breakthrough Coaching(TM)スクール代表。社会を変える土台としての「人の変化の構造」を体系化し、経営者・リーダー・医療者・教育者・芸術家など変化を起こす人材を育てている
