「アルテミス計画」の宇宙船が、人類史上地球から最も遠い地点に到達しました。
約半世紀ぶりの有人月周回飛行に挑んでいる国際月探査プロジェクト「アルテミス計画」。
4人の宇宙飛行士を乗せた宇宙船「オリオン」は、日本時間7日午前8時過ぎ、月の裏側の飛行中に地球からの距離が40万6700km以上に達し、人類史上地球から最も遠い地点に到達しました。
アポロ13号が1970年に打ち立てた記録を、6000km以上更新する快挙です。
ジェレミー・ハンセン宇宙飛行士:
何よりも重要なのは、今の世代と次の世代にこの記録が長く続くことのないよう挑戦を投げかけることだ。
アポロ13号の記録を超えた際には4人が互いに抱き合い、目元に涙を浮かべる場面もありました。
月の裏側の飛行は地上との通信が途絶えるため難しいとされますが、その後、通信の回復にも無事成功しました。
宇宙船はこれから地球への帰還の途に就き、日本時間11日朝にもアメリカ西部カリフォルニア州沖に着水する見通しです。