新学期、新しい靴で登校や登園をしているお子さんもいるかと思いますが、靴の選び方と履き方は適切ですか。

奈良・大和郡山市で行われている「足育教室」では、元気に走り回る子どもたち姿が。
しっかりと踏ん張って保護者と押し合いをしたり、床に置かれたものの上をバランスを取りながら歩いたり、その足元ははだしです。

日本足育プロジェクト協会・玉島麻理理事長:
足を育てると書いて「足育」なんですけど、使わないと足は育たないので、しっかりと使うということを伝えるための活動をしています。

足の健康教育であり、子どもの足を育てることでもある「足育」。
この教室では、体を動かし足を使うことの大切さを知ってもらうだけではなく、毎回足を計測し、浮き指や扁平(へんぺい)足など足のトラブルがないかを把握します。

4歳から6歳を対象にした調査では、77.1%の子どもに浮き指があり、扁平足は11.8%、外反母趾(ぼし)は5.6%の子どもにありました。

こうした足のトラブルの原因と考えられるのは、生活習慣の変化で歩くことや外遊びが減ったこと。
そして、靴です。

玉島さんの教室では、子どもたちに靴の履き方を教え、保護者には靴の選び方も教えています。

サイズが小さくて足の指を圧迫する靴はもちろん、緩いものも良くないといいます。

日本足育プロジェクト協会・玉島麻理理事長:
緩いと靴の中で足が動いてしまうので、しっかりと踏み込みがしにくい。そうなるとトラブルが起こりやすいということになるし、土踏まずもできにくくなってしまう。

この教室に通う保護者からは「たぶんここでうかがってなかったら、普通に靴屋さんに行って、足の長さ測って、見た目かわいいので買ってたと思う」といった声が聞かれました。

成長の早い子どもの靴選びをサポートするためにこんなサービスも登場しました。

白いドットが描かれた「ZOZOMAT for Kids」。
その上にはだしで立つ男の子の足元にスマホのカメラを向け、アプリの指示に従いながら一周、1分ほどで計測が終わるとすぐに足の3Dデータができ上がり、そのサイズに合った靴をZOZOTOWNで扱っている商品から選んで勧めてくれます。
さらに、事前に登録した生年月日から、AIが靴を買い替えるタイミングも予測します。

開発のきっかけは、ネット通販ならではの不安の声でした。

ZOZO グローバルプロダクト企画部・藤井裕樹ディレクター:
ネット上でお子さまの靴を買うときにサイズが不安で、実際に履けないと買えないという声が非常に多かった。(Q.「足育」の広まりについて)弊社としましてもそういう状況は把握しておりまして、計測技術ですとか、AIですとか、弊社の強みを生かして貢献できないかなと考えております。

現代は大人が意識して子どもの足を使う機会をつくらないといけないと日本足育プロジェクト協会の玉島麻理理事長は考えており、「見えてない基礎の部分だけど、6歳から8歳くらいまでに足が完成しちゃうので、この時期は大事にしてほしいなと思います」と話しました。