入学シーズンを前に出荷の最盛期を迎えています。学生服の生産で全国1位のシェアを誇る倉敷市児島で最新トレンドを探ってきました。

◆工場に響き渡るミシンの音…児島の老舗メーカーは全国約5000校分の学生服生産に今、大忙し

(松島直輝アナウンサー)
「ミシンの音が響き渡っています。入学式シーズンを目前に控えたまさに今、制服の生産はピークを迎えています」

倉敷市児島で90年以上にわたり学生服を製造している老舗メーカー・明石スクールユニフォームカンパニー。こちらでは全国約5000校の学生服を手がけています。例年、3月の売り上げが年間売り上げの約3分の1を占めていて、毎年、この時期は生産のピークとなります。

◆ジェンダーレスへの配慮に機能性…学生服の近年のトレンドは“オリジナリティー”が必須

(松島直輝アナウンサー)
「こちらには各学校の制服がずらりと並んでいるんですが、中でもこちらの制服をご覧ください。制服のポケット口とスカートの色が同じになっています。このように近年は制服にオリジナリティーを持たせることがトレンドになっています」

ここ数年、ジェンダーレスへの配慮や機能性を重視するため、従来の詰襟からブレザーに変える中学校が増えたことから、高校では中学校からの変化を持たせようと同じブレザーでも独自のデザインに変更する動きが加速。スカートのプリーツの影の部分とネクタイの色が同じ制服や、後ろがセーラー襟になった制服などが登場しています。

◆制服の採寸も「AIの時代」自宅で体の部位をスマホで測って最適なサイズにお仕立て

他にも・・・

(松島直輝アナウンサー)
「以前まで制服の採寸というと学校や店頭に行き、測ってもらうのが一般的だったが、現在ではスマートフォン一つで採寸ができるようになっているんです」

採寸もAIを使用することにより簡略化。5年前から始めた取り組みで今では全国約500校で導入されています。

(明石スクールユニフォームカンパニー 北之迫優香さん)
「自宅にいながらスマートフォンで制服の注文が完結するシステムになっている。自宅で体の部位を測ってもらえれば、最適なサイズを選んで制服を届けるサービスになっている」

◆「青春の1ページに寄り添える制服を…」児島から約100万人分の学生服を届ける企業の思い

時代の変化に対応しながら学生に寄り添う制服を。明石スクールユニフォームカンパニーはこの春、約100万人分の学生服を倉敷市児島から全国に出荷するということです。

(明石スクールユニフォームカンパニー 秋山有紀さん)
「制服を着る期間は人生でも限られているので、青春の1ページに寄り添える制服を届けたい」

岡山放送
岡山放送

岡山・香川の最新ニュース、身近な話題、災害や事故の速報などを発信します。