“乗り心地の悪さ”日本一。
謎の売り文句を掲げるある乗り物が18日、営業開始から60周年を迎えました。
■「唯一無二のカーレーター」とは
神戸市の須磨浦山上遊園。
昭和のレトロ感がただようこの場所で人気のある名物の乗り物「カーレーター」。
18日、営業開始から60周年を迎えました。
【記者リポート】「見てください!この2人乗りのカゴが、こちら急な坂道を上っていきます!」
「カーレーター」とは、「カー」と「エスカレーター」を合わせた造語で、ロープウェイの「鉢伏山上駅」と「山頂」を結んでいます。
■「乗り心地の悪さ日本一」をうたう…
「動く登山道」として営業を始めたのは1966年。
“便利さ”、ではなくあることで有名になった「カーレーター」。
それが…
【山陽電気鉄道 伊東正博社長】「日本一乗り心地が悪いというご評判もいい意味でいただいている」
なんと自ら、“乗り心地の悪さ日本一”をうたっているのです!
■「やばい、やばい、お尻痛い!新感覚の乗り物です」記者が体験
早速、記者も初体験!
【記者リポート】「どれほど揺れるものなのか、この炭酸飲料をもって、私も乗ってみようと思います」
小道具持参でやる気満々です!
【記者リポート】「やばいやばい…新感覚の乗り物って感じです!乗り心地悪い。お尻痛いです」
ほかの乗客を見てみると…記者と比べると全然揺れていないような気も…。
■“わざわざ”持ち込んだ炭酸飲料を開けてみると…
そして、“わざわざ”持ち込んだ炭酸飲料を開けてみると…
【記者リポート】「ちょっと吹き出すくらい揺れたということでした」
思っていたほど噴き出さず…参考にならなかったので、ほかの乗客に乗り心地を聞いてみました。
■乗り心地の悪さは本物?
(Q:乗り心地はどうでした?)
【乗客】「良くはなかったですけど…」
【乗客】「ガタンガタンって!」
揺れ方に差はあるものの、乗り心地の悪さは本物のようです。
■「整備士としては振動がないようにしているが、お客さんは振動が嬉しい…」
では、カーレーターの整備責任者はこの“乗り心地”についてどう思っているのでしょうか。
【カーレーターの整備責任者・峯田雅実さん】「整備士からしますと、振動に関しましては振動がないようにはしてるんですが。お客さんのほうはその振動がうれしい、喜ばれてる」
(Q日本一の乗り心地の悪さをうたってましたけど…)
【カーレーターの整備責任者・峯田雅実さん】「皆様方にとっては、珍しいということで、いいほうにはなってますね」
本当は振動を少なくしようとしているという悲しい事実。
なにはともあれ、長い間、人々に愛されてきた「カーレーター」。
皆さんも“日本一悪い乗り心地”体験してみませんか?
(関西テレビ「newsランナー」 2026年3月18 日放送)