春のセンバツ高校野球が3月19日に開幕します。四国地方の代表として出場する高松市の英明高校は、3年ぶりのセンバツで、ベスト8以上を目指します。

2026年1月、高松市の英明高校に届いた一足早い春の便り。

(英明高校 西本泰三校長)
「本校が第98回センバツ高等学校野球大会の代表校として選出された。さらに力を付けて春もう一度英明の名前を大きく、輝かせてもらうことを期待している」

夢の舞台、甲子園。3年ぶり4回目のセンバツ出場で、新たな歴史を作ります。英明高校野球部は、学校から約30分の所にある専用グラウンドで日々練習に励んでいます。現在、部員は32人。チームをまとめるのが池田隼人キャプテンです。

(英明高校 池田隼人主将)
「うれしい気持ちはあるが、これから3月までに力を付けていかないといけない。練習からしっかり切り替えて、甲子園で勝ち進めるようなチームを作っていきたい」

◆秋の県大会では優勝逃すも四国大会では頂点に…

新チームで臨んだ2025年秋の県大会。決勝まで勝ち進んだものの守備に乱れが出て逆転負け…。涙を飲みました。その悔しさをばねに、守備力を強化して臨んだ四国大会では、粘り強い野球で勝利を重ね、見事、優勝。甲子園出場を決めました。2019年に就任した香川純平監督。これまでに3回、チームを甲子園に導いてきました。

(英明高校 香川純平監督)
「まだセンバツ大会は1勝しからできていないので2勝したい。2勝したらベスト8、目指したい。32人全員がそれぞれのポジションで、目いっぱいやれることをちゃんとやる。コミュニケーションをとりながら一歩ずつ進む」

英明の練習グラウンドは、縦70メートル、横40メートル。外野の守備練習もままならないほどの小さなグラウンドですが、創意工夫で効果的な練習を行っています。打撃練習では、バッティングマシンを並べて、ひたすらバットを振り、打力を鍛えます。勝利のカギを握るのが守備力の強化。アウトを取るまでの時間を計ることでプレースピードを上げ、判断力や実践対応力を鍛えます。

(英明高校 池田隼人主将)
「一球に対してもっと執念をもっていかないと甲子園など相手が強いところでは一つのミスが負けにつながってしまう。ノックなど一つもミスがない練習にしていきたい」

グラウンドに掲げられたボードには、目標とともに「骨太家族」の文字が…。負けず嫌いの選手が多いからこそ、常に話し合い、強い絆で結ばれた家族のようなチームを目指しています。

(英明高校 香川純平監督)
「キャプテンが一番中心でチームをまとめる。みんな元気もあり、仲もいい。いい子が多い」

◆”地域の応援団” 地元のレストランの食事もパワーの源

この日、英明ナインが訪れたのは、地元のレストランカフェ、「サンタローサ」。先輩たちも通った地域の応援団です。

(英明高校 松本一心選手)
「(量が少ない?)夏から秋の間で10キロ増えた。今は絞っている。バキバキで」
(英明高校 冨岡琥希投手)
「増量中。体重があった方が球速が乗る感じがする」

地域の人たちの思いを力に変えて甲子園での活躍を誓います。2026年のチームの特徴は、接戦に強い粘り強さ。安定感が光る投手陣を鍛え上げられた固い守備が支えます。打っては、どの打順からでも得点できる勝負強さが魅力。全員が自分の役割を理解し全うする、チームワークを武器としています。

(英明高校 池田隼人主将)
「自分は目立つ存在ではないので、チームに迷惑をかけないようチームに少しでも貢献できたらという思いで試合からやっていきたい。センバツベスト8以上を目標に練習からやっていく」

3年ぶりのセンバツで目指すはベスト8以上。四国王者としての自信を胸に、粘りの全力野球で全国の強豪に挑みます。英明高校は試合が順調に進めば3月23日、大会5日目の第2試合で、山口の高川学園と対戦します。

岡山放送
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