野外での生息数が増えているコウノトリにひなが誕生。今年も繁殖シーズンが始まりました。コウノトリは今後夏にかけて産卵~ふ化~巣立ちの季節を迎えます。

15日に兵庫県淡路市、16日に稲美町と2日連続で今シーズン初のコウノトリのひな誕生(ふ化推定)となりました。全国で一番乗りで、これらのひなも順調にいけば5月下旬に巣立ちする見込みです。

去年は全国14府県の58の巣からあわせて152羽のひなが飛び立ちましたが、今年も多くのひなが元気に巣立ち、繁殖地が広がることが期待されます。

「県立コウノトリの郷公園」があり、2005年から野生復帰の取り組みを進めている豊岡市でも、コウノトリは親鳥が交代しながら卵を温めています。1971年に絶滅した国の特別天然記念物「コウノトリ」もこうした取り組みにより、去年の年末時点で全国の野外生息数が552羽に達しています。

このような状況を受けて、環境省は「第5次レッドリスト(鳥類及び爬虫類・両生類)」を発表し、この中でコウノトリの絶滅危惧種ランクがランクダウンしました。
これは絶滅危険性が低くなったことを意味しています。
コウノトリの郷公園の園長は「ランクダウンは2005年からの取り組みが順調に進んでいることを示していると思います。今後とも一層の支援をお願い申し上げます」とコメントしました。

関西テレビ
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