中学生が認知症を「自分事」として考えました。認知症を正しく学ぶ特別授業が岡山市の中学校で行われました。

岡山市中区の操南中学校1年生を対象に行われた特別授業。認知症の人やその家族の見守りを行う「認知症サポーター」を養成するボランティアグループのメンバーが講師を務めました。

授業では認知症の人とのコミュニケーションについて話し合うグループワークが行われました。シチュエーションは祖母が食事をしたことを忘れてしまった場合。生徒たちは真剣に話し合い、意見を発表しました。

(回答する生徒)
「じゃんけんをして何も食べていないと言われたら、さっきじゃんけんしながら食べたと言って正しいことに関連づける」

(城島義隆さん)
「なるほど、それはある意味答え」
(城島さんの回答)
「否定するのはよくない。いったん受け入れる。お腹が空いているならご飯ができるまで何か食べてもらうというような肯定的な対応がいい」

(生徒は…)
「認知症の弊害やそれに対する対応の仕方が分かって、生活に生かしたいと思った」
「認知症の人を見かけたら、怒らずに優しく接して同情することが大事だと思った」

(岡山市認知症キャラバン・メイト 城島義隆さん)
「認知症にり患する本人にまず知ってほしいと思って活動している。その上で子供たちが日常で認知症のことを理解していることが社会実装として大切なこと」

操南中学校は認知症を正しく理解する取り組みを今後も続け、地域全体に広がればとしています。

岡山放送
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