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10日は、CO2を排出せずエネルギーの地産地消を可能にする「グリーン水素」の活用を見つめました。
地球のために何ができるのか。
この問いかけに、太陽光と水からエネルギーをつくることを選んだ企業があります。
サントリー食品インターナショナル ブランドマーケティング本部・佐藤匡課長:
水素を使うことによって、環境負荷のない形でエネルギーを生み出せることが見えてきた。2050年までに化石燃料を使うものを実質ゼロにしていきたい。
サントリーは環境負荷低減のためのバリューチェーン全体の脱炭素化に向け、グリーン水素を使った製造を始めています。
このグリーン水素とは、太陽光などの再生可能エネルギー由来の電力を使い、水を電気分解してつくられた水素のことで、製造工程での二酸化炭素の排出は実質ゼロです。
サントリーの南アルプス白州工場の近くには、国内最大級の水素製造設備「やまなしモデルP2Gシステム」があり、そこでつくられたグリーン水素をエネルギーにして、天然水のペットボトルの熱殺菌工程で熱源として使っています。
この設備をフル稼働させると、約1万6000トンのCO2削減を見込むといいます。
太陽光などの自然エネルギーと水があればつくることができるグリーン水素は、エネルギーの地産地消を可能にします。
また、木の間伐をして健全な森をつくることで山崩れなどのリスクを防ぎ、工場でくみ上げる地下水の2倍以上の水を自然に戻す取り組みなど、適切な水の循環をサポートする活動にも力を入れています。
23日には工場の見学ツアーがリニューアルされ、自然と共生する取り組みに触れ、天然水がつくられる工程を知ることができます。
サントリー食品インターナショナル ブランドマーケティング本部・佐藤匡課長:
水は貴重な資源で、私たちのみならず子供たちも含めて次世代につないでいくべき資源だという事をいろんな方に知ってもらい、普段使っている水の貴重さや自然の大切さを学んでいってほしい。