富山県黒部市の武隈市長によるパワハラに関する幹部職員へのアンケートを巡り、10日、黒部市の市議会議員が情報漏洩にあたるなどとして担当部長に調査を要求しました。
来月の市長選を前に「イメージダウンが懸念される」として調査を迫りましたが、担当部長は回答を拒否し、混乱が広がっています。
パワハラに関する幹部職員へのアンケートは黒部市役所の管理職を対象に先月上旬に行われました。
その結果、管理職63人中49人が回答し、そのうち55%の職員が「武隈市長からパワハラ行為を受けた」と答え、市長が「重く受け止めて言動を改善していく」と答える事態となりました。
このアンケートを巡り、10日、武隈市長を支持する市議会議員8人は、元来、内部情報としていたはずが、アンケート結果が一部のマスコミに漏れたことは「来月の市長選を目的にしている」と、管理体制や情報の取り扱い方などを調べて回答するよう長田等総務管理部長に申し入れました。
しかし、長田部長は個々の議員の申し入れには答えられないとして回答を拒否しました。
これに対し、議員側は今後百条委員会などの設置も含めて検討したいとしています。
*要求書を提出した 木島信秋議員
「何を書いてあるのかよくわからないものをパワハラだパワハラだといって…誰が決めるのか。選挙1か月前にしてこういうものが出てくる。選挙目当てととらえてもおかしくない」
黒部市長選は現職の武隈市長と前の副市長上坂展弘さんによる保守一騎打ちの選挙戦が濃厚となっていて、アンケートを巡る双方の応酬が加熱する可能性もありそうです。