太平洋戦争末期の「東京大空襲」から3月10日で81年です。同じ日、東京から遠く離れた蔵王連峰の不忘山に、アメリカ軍の爆撃機B29が墜落し、兵士34人が亡くなりました。現地では10日、兵士たちを追悼する慰霊祭が開かれました。
蔵王連峰のふもと、七ヶ宿町にある不忘平和記念公園です。
慰霊碑には、この地で亡くなったアメリカ軍兵士34人の名前が刻まれています。
1945年3月10日、東京大空襲があった日の夜、爆撃機B29が3機、相次いで不忘山に墜落し、乗っていた兵士全員が死亡しました。
3機がなぜ不忘山に向かったのか、そしてなぜ墜落したのか、詳しい原因はいまも分かっていません。
慰霊祭は戦後70年の2015年から日米合同で行われています。
10日はアメリカ兵の遺族3人から寄せられた手紙が読み上げられ、「戦争の憎しみを越えて続く慰霊祭は友情と平和の象徴だ」として、世界平和を願うメッセージが紹介されました。
一般財団法人不忘平和記念公園 高橋敬理事長
「この歴史を学んで、世界平和に向けた活動を1人でも多く実践してほしい」
例年は、アメリカ軍の将校が慰霊の言葉を述べますが、今年はイランへの軍事作戦をふまえてか、見送られました。