自転車の“青切符制度”が導入された4月1日。
まさにその日、北海道・札幌市内の住宅街に設置された防犯カメラが捉えたのは、路肩を走る2台の自転車だった。
警察車両を装った“偽パトカー”と遭遇
その背後に現れた黒い車の屋根には赤色灯、運転席には…警察官!?
取り締まりか、と思いきや!
“偽パトカー”と遭遇した島野翔汰さん:
「あの車は覆面パトカーだったんですか?」って(警察官に)聞いたら「そんなことは絶対ない」と。

それは、警察車両を装った“偽パトカー”だった!
4月1日、“偽パトカー”と遭遇したという島野翔汰さん。
“偽パトカー”と遭遇した島野翔汰さん:
だいたいここらへんですね。端から(車が)勢いよく抜いていって、目の前に急停車されて、窓を開けて「お前ら止まれ!」っていうふうに怒号が。
島野さんら2台の自転車の前で急停車したという黒い車。
それを追い抜くと…。

“偽パトカー”と遭遇した島野翔汰さん:
その時にダッシュボードから赤色灯を車の上に自分で装着したっていう。
運転手は、車の屋根に赤色灯を装着し、追走してきたという。
“偽パトカー”と遭遇したという島野翔汰さん:
「赤色灯をつける」=「警察」っていうふうに。その時は「覆面警察(パトカー)かな?」と思って…。
約2.5kmにわたって追走 幅寄せ運転…接触も
するとそこから、警察車両ではありえない危険な走行が始まった。
約1km先にあるカメラには、2台の自転車に接近して走る“偽パトカー”が!

“偽パトカー”と遭遇した野翔汰さん:
かなり強引に幅寄せをしてきて、左に限界ギリギリまで来て…。

現場は、車と自転車が安全な距離を取って走行できる道幅があるが、別のカメラは、車が歩道側に寄り、自転車の真横を走行する様子を捉えていた。
そして…
“偽パトカー”と遭遇した島野翔汰さん:
(車が)近寄ってきた瞬間に、自分のひじと相手のドアミラーが思いっきり接触した。かなりの勢いでぶつけられた。

ドアミラーがひじに接触。手首を捻挫し、今もしびれが残っているという。

その後、車が停車した際、撮影した写真には、屋根にのせた赤色灯だけでなく運転席に座る警察官のような帽子をかぶった男性が写っていた。
“偽パトカー”と遭遇した島野翔汰さん:
やられてることとかも、度が過ぎてる行為なので。1人かつ高齢者っていうこともあって、これは警察じゃないなって。
約2.5kmにも及んだという“偽パトカー”による危険な走行。
島野さんは、それを振り切ると警察に通報した。

やがて“偽パトカー”は警察に発見され、運転手は事情を聞かれていたという。
警察を装った“偽パトカー”は罪にならないのか?

交通トラブルに詳しい高山俊吉弁護士によると、赤色の警光灯の装着は緊急車両に限られているため、点灯させていなくても、「道路運送車両法」に違反する可能性があるという。
(「Mr.サンデー」4月5日放送より)
