地震や豪雨などの自然災害が多発していることを受け、民間が初めて実施した香川県民の防災意識調査で、約9割が災害に対して不安を感じる一方、地域の防災訓練への参加は1割台にとどまることが分かりました。
高松市の百十四経済研究所が香川県民を対象に行った調査によりますと、災害に「不安を感じている」と答えた人は全体の89%に上りました。
災害への備えでは、69%が「家庭で防災対策をしている」と回答。具体的な対策は「食料・飲料水の備蓄」が最も多く46%、「非常用持ち出し袋の準備」が33%、「避難所の確認」、「ハザードマップの確認」がそれぞれ22%でした。
一方で、自治体や地域の防災訓練に参加したことがある割合は17%にとどまり、年代別にみると、60代が34%だったのに対し、中年層は14%、若年層は11%と、年齢が下がるにつれて参加率が低くなっています。
百十四経済研究所は「県民の意識と行動に齟齬があり、県民が主体的に防災に向けた行動をとれるよう行政による啓発促進が望まれる」としています。