「肩甲骨の周りには僧帽筋という大きな筋肉があり、首や後頭部の辺りの筋肉につながっています。この筋肉を動かすことで、血液が頭に届きやすくなります」

こりをほぐす手順(3)耳周り

首と肩の次は耳の周り。

「とても重要な工程です。耳の周りの血管は体と頭をつなぐ中継地点。耳を引っ張って周辺の筋肉を刺激すると一気に血液が流れていきます。少し引っ張っただけで、温かくなると思います」

耳を引っ張ることで周りの筋肉がほぐれる(特集班撮影)
耳を引っ張ることで周りの筋肉がほぐれる(特集班撮影)

耳をつまみ、横、上、下の順番で、痛気持ちいいくらいの力加減で引っ張る。下に引っ張るときは、耳たぶをつまむとやりやすい。

こりをほぐす手順(4)顔

えらの辺りの咬筋(奥歯を噛んだときに動く筋肉)を、指の腹で円を描くようにぐりぐりとほぐす。

咬筋は指の腹でほぐす(特集班撮影)
咬筋は指の腹でほぐす(特集班撮影)

「顔のこりも、血流が悪くなる要因の一つです。リモートワークが多く人との会話が減っている人はこりやすいといえます」

こりをほぐす手順(5)後頭部

ここからが頭皮。ポイントは指の当て方だ。

庭掃除などに使う「熊手」のように第一関節、第二関節を軽く曲げた状態で、指の腹を頭皮に当てる。

頭皮に指を押し当てる際は「熊手」の形で(特集班撮影)
頭皮に指を押し当てる際は「熊手」の形で(特集班撮影)

「『熊手』の形にして頭皮を軽く揺らすだけでも、血流が改善されます」