自転車の悪質な走行の取り締まりを強化する交通反則切符・青切符制度が来月から導入されるのを前に、3日に富山市で啓発活動が行われた。16歳以上を対象とした新制度では、ながら運転で最高1万2000円の反則金が科される。

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富山中央郵便局前で行われた啓発活動では、県警などが通学や通勤で自転車を利用している人を対象に、交通違反となる行為を記したチラシなどを配り、交通ルールを守るよう呼びかけた。

県警交通企画課の今崎貴史課長補佐は「16歳以上の人が違反したとき対象の年齢となる。自転車は車の仲間であることを認識して、正しいルールを覚えてもらいたい」と訴えた。

自転車事故増加が背景 県内では4人が死亡

新制度導入の背景にあるのは自転車関連事故の増加傾向だ。県内で去年1年間に起きた自転車事故は203件で4人が亡くなっている。青切符は自動車を運転するのと同じように、自転車についても一定の交通違反に反則金が科される仕組みである。

対象となるのは16歳以上で、携帯電話を使いながら運転する「ながら運転」や「信号無視」などの交通違反が対象となる。一時停止標識のある交差点では自転車も一時停止しなければならない。

反則金は最高1万2000円 違反内容で金額に差

反則金は、携帯電話を使用する「ながら運転」が最も高額で1万2000円となっている。信号無視は6000円、一時不停止で5000円、傘を差しながらの運転は公安委員会遵守事項違反で5000円、ライトのつけ忘れなど無灯火で5000円などと定められている。

ただし、飲酒運転やひき逃げといった重大な違反は青切符の対象外で、これまで通り赤切符による刑事手続で処理される。

県警では来月の施行までに自転車安全教室やSNSなどで青切符の周知を進めたいとしている。自転車の運転も交通ルールを守り、より一層安全運転を心がけることが求められる。

(富山テレビ放送)

富山テレビ
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