遮断機や警報機がなく、危険性が問題となっている第4種踏切。JR西日本は岡山県内に多くあるこの第4種踏切に、3月3日から新しいゲートの設置を始めました。

新しいゲートが設置されたのは、農業などが盛んな瀬戸内市のJR赤穂線です。JR西日本が開発したこの新しいゲート。これまで第4種踏切に設置されていたゲートは、主に、バーを前後にしか動かせませんでしたが…。

(千葉知里記者)
「新しく設置された「踏切ゲートLite+(プラス)」。片手で簡単に高く持ち上げることができます。また、出る時もこのように体重をかけるだけで出ることができます」

高さ約80センチのバー。可動域が大きく広がり、自然に元の位置に戻る仕組みにしました。歩行者だけでなく、農業用の小型特殊自動車に乗ったままでも通行できるということです。「生活のための道」として地元の人が通行する第4種踏切。岡山県内には74カ所あります。

ゲート設置に伴い通行のわずらわしさが生じますが、それを少しでも軽減すれば設置への理解が高まり、安全性が確保できるとしています。

(JR西日本岡山保線区 山中雅司区長)
「踏切の一旦手前で立ち止まって、列車の進来を確認するひと手間が増えることで安全度が向上する。4種踏切の事故は命に関わる事故が多いというのが問題1件でも減ることを望んでいる」

第4種踏切を巡っては、JR西日本は今後、廃止するか、遮断機や警報機を整備する方針です。ただ時間や費用がかかるため、当面の対策として地域の理解を得ながらこの新しいゲートを導入する予定で、3月6日にはJR津山線でも設置するとしています。

岡山放送
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