岩手県大船渡市の大規模な山林火災から1年がたつ中、地域防災について考えるフォーラムが3月2日、盛岡市で開かれました。
専門家が「今回の山林火災から、本気で逃げる重要性を学ぶべき」と訴えました。

岩手大学が開いた防災フォーラムには、オンラインを含め約70人が参加しました。

2日は2025年、山林火災が発生した大船渡市で現地調査を続けている千葉大学の峠嘉哉准教授が講演しました。

峠准教授は、大船渡では乾燥や強風、地形などを要因に、発生直後、延焼範囲が急拡大したとして次のように述べました。

千葉大学 峠嘉哉准教授
「林野火災から逃げるというイメージが日本ではあまりつかなかったと思う。今回の延焼速度の速さは、林野火災から本気で逃げなければいけないと表していて、必ず伝えていかないといけない」

また山林火災を予防するのにハード面では限界があることから、林野火災注意報などを通して一人ひとりが火の取り扱いに注意することが大切だと指摘しました。

峠准教授は「『極端な乾燥』の頻度が上がっている」と話します。

さらに気候変動を背景に現在は10年に一度レベルで起きる「極端な乾燥状態」が、将来的に3年に一度レベルになる可能性があるとして注意を呼びかけました。

岩手めんこいテレビ
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