2025年3月に岡山市南区で発生した大規模な山林火災の発生からまもなく1年です。記憶の風化を防ごうと岡山市の大学で3月2日、山林火災を想定した大規模な訓練が行われました。
◆岡山市の大学敷地内の裏山で山林火災発生を想定し訓練 体の不自由な人や外国人留学生らの避難誘導も
岡山市北区の岡山理科大学で行われた訓練は、大学の敷地内にある裏山でタバコの投げ捨てによる山林火災が発生したとの想定で行われました。
市消防局や大学関係者ら約140人が参加し、消防車19台と消防ヘリも出動。体の不自由な人や外国人留学生らをピクトグラムを使って避難誘導したり、建物への延焼で校舎内に取り残された人を救助したりする訓練などが行われました。
◆山火事を風化させない…守ってほしいのは「火が消えたのを確実に確認」
訓練は県内最大規模の山林火災の発生から1年を迎えるのを前に、記憶を風化させることなく、山林火災の危険性を次の世代に継承しようと岡山市消防局が実施しました。
(岡山市北消防署 武下哲也署長)
「南区の火災を振り返ると(消防署と消防団が)連携して互いの情報共有が必要。そういったことが教訓としてある。山火事を風化させないで、自分事として火をおろそかに扱わない。火が消えたのを確実に確認する。そういったことを守ってもらいたい」
◆岡山ゆかりのスポーツ選手らを起用した山林火災予防の啓発動画をSNSで配信開始
また、岡山市消防局は2日から岡山ゆかりのスポーツ選手らを起用した山林火災予防の啓発動画をSNSで配信。市民の防火意識の向上を図るとともに発生から1年となる3月23日には山林火災のあった現場で大規模訓練を行うことにしています。