富山・水・文化の財団とBBTが環境保全に取り組む団体や個人に贈る「とやま環境賞」。優秀活動賞を受賞した「イヌワシ保護協会」は黒部峡谷に生きるイヌワシの知られざる生態を研究しています。

望遠鏡をのぞき、山を見つめる男性。探しているのは、国の天然記念物イヌワシです。

翼を広げると約2メートル。「森の王者」とも呼ばれるイヌワシ。しかし、全国でも生息数は約500羽。県内ではわずか5ペアしか確認されていません。

貴重なイヌワシを守ろうと、2021年から活動しているイヌワシ保護協会。毎年、観察会を開き、保護の意義を伝えています。

*イヌワシ保護協会 小澤俊樹会長
「まず見てもらい、こんなに素晴らしい鳥が日本にいるんだ、わが県にいるんだということを知ってもらい保護の気持ちや自然を大切に思う気持ちが芽生えてくれたら嬉しい」

代表の小澤さんは年間200日から250日日本全国でイヌワシの生息状況を調べてきました。

自然豊かに見える黒部。しかし、イヌワシが生きるためには、えさや繁殖のための環境など様々な要素が必要です。

*イヌワシ保護協会 小澤俊樹会長
「これは野ウサギの足跡だが、このような野ウサギが増えてくれるとイヌワシにとってとても良いエサとなるので。イヌワシが望むような環境、人間にとっても他の野生動物にとっても豊かな素晴らしい自然を富山に残していけたら」

富山テレビ
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