高市政権が政治制度改革として取り組もうとしているのが国会議員の定数削減です。
今の議員定数が妥当なのかについての議論は国会だけではなく、大分県内の議会でも行われていて、削減を決めたところもあります。
現状を取材しました。
◆ 高市首相
「議員定数削減の実現。自民党も挑戦し続けます」
18日夜の記者会見。高市首相は、衆議院議員の定数削減について、改めて意欲を示しました。
自民党は連立を組む維新と1割の削減を目指すことで合意しています。
◆TOS佐野格記者
「国会でも議論されている議員定数の問題ですが、こちらの大分市議会でもその議論が始まっています」
19日行われた大分市議会の会議でも議員定数が議題に…
大分市議会の定数は現在44人です。
市議会では、人口規模が同じくらいのほかの自治体などを参考にしながら、削減ありきではなく現在の定数が妥当なのかどうか協議していく方針です。
また、こうした議論は県議会でも進められています。県議会では2025年から議員定数の調査会を定期的に開いていて、2026年6月の定例会までに結論をまとめる予定です。
◆県議会 三浦正臣 調査会長
「県議会議員の役割は大きなものがある。そのエリアに1人でも議員がいなくなると地域の声が県政に届かなくなるという大きなデメリットがあるのではないかと思う。人口減少が急速に進展しているので、その点も踏まえてこの調査会で結論を導いていきたい」
◆TOS刀祢優月記者
「私たちの声を国や県政などに届ける代表者である議員の数が見直されようとしています。街の人にどのように受け止めているのか、聞きました」
〈賛成〉
◆20代男性
「議員数は多いと思う」
◆60代男性
「(議員数削減は)必要なことだと思う。ただ議員数を削減するのではなくて、国民一人ひとりの意見が確実に国会に吸い上げられるような新しい形を作るのが大事」
〈現状維持〉
◆20代女性
「今のままでいい。混乱とかもあると思う」
〈わからない〉
◆40代女性
「よくわからない。どのぐらいの人数が必要なのかもわからない」
〈反対〉
◆60代男性
「議員がいなくなると声が届かなくなるので、単純に数字で減らすのは反対」
議員定数の削減について、県内各地の議会の動きを詳しく見ていきます。
国東市と日出町の議会ではそれぞれ2人減らし、この春に選挙が行われる予定です。
削減する理由は人口減少などを挙げています。
一方、同じくこの春に選挙が行われる予定の臼杵市議会では1年間議論しましたが、定数は変更しないという結論に至りました。
まずは議会を理解してもらう取り組みを優先すべきなどとしています。
また、定数22人の日田市議会では2人削減という委員会の報告書が出されています。
しかし、市内の自治会長でつくる自治会連合会は人口減少が進み、財政状況も厳しくなることが見込まれることから、6人削減し、定数は16人とするよう求める陳情書を提出しました。
日田市議会では、2月26日から開かれる定例会で結論を出す方針です。