「押されるほどの強い風が吹いていて、細かな雪が舞っています。道路の見通しも悪いです」(有田慈彦記者)

 視界が真っ白になるホワイトアウト。

 2月19日朝の北海道は、低気圧の通過で札幌市付近を中心に冬の嵐になりました。

 最大瞬間風速は、札幌市で26メートル、新篠津村では2月の観測史上1位となる30.6メートルと、台風並みの暴風に見舞われました。

 「ホワイトアウトですね」

 「外を見たら真っ白で、迷いながら幼稚園に“遅れます”と電話して向かっているところです。冬の終盤の暴風雪でウンザリです」(いずれも札幌市民)


 この猛吹雪で、市民を悩ませたのが”吹き溜まり”です。

 中央区のマンションでは、吹き溜まりで自動ドアが閉まらず、エントランスが凍り付いています。


 こちらは、札幌市南区の国道。

 吹雪の先に突然現れたのは…歩行者です。

 この雪や吹き溜まりで歩道が埋まり、やむを得ず車道を歩く人が多く見られました。

 札幌市は、2月18日から22センチの雪が降り、積雪は再び1メートルを超えました。

 「雪がしまっていて重いんですよ。きょう3回目の除雪なんですけど、あっという間に溜まってしまって」(札幌市民)


 JRは快速エアポートが”間引き運転”になりました。

 ホームに向かう階段も大混雑、1時間に1本から2本の運行となった列車に、なんとか乗り込もうとする人でごったがえしました。

 JRは吹雪の影響で札幌市発着の特急30本と快速エアポート75本を含む317本が運休しました。


 路線バスも運休が相次ぎました。

 この影響が出たのが市電です。

 停留場には長い人の列ができ、交差点の中で待つ人も。

 バスの運休で多くの人が市電に切り替えたため、乗客の”乗り残し”が続出しました。

 空の便も乱れました。

 新千歳空港の発着便は135便が欠航しました。

 空港カウンターは便の変更をする人で溢れました。

 「ずらっと人が並んでいてここで待っていたら1日つぶれそうできょうは無理ですね」

 「私、3回くらい飛行機のトラブルで新千歳空港に一晩泊まったりしたので、運が悪いとしか言えない…飛んでくれることを祈ってます」(いずれも空港で待つ人)

 そして、こちらもエアポートに乗るための大行列。

 繰り返される大雪に乗客は疲れ切った様子です。

北海道文化放送
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