北海道旭川市で2月12日、屋外で男性が倒れているとの通報を受けた救急隊が、除雪作業中で出動指令に気づくのが遅れ、現場への到着が約8分遅れていたことが分かりました。

 男性は心肺停止の状態で病院に搬送されましたが、その後、死亡が確認されました。

 消防によりますと、12日午前7時17分、旭川市内で男性が屋外で倒れているのが見つかり、目撃した人が119番通報しました。

 7時18分に救急隊に出動指令が出されましたが、担当の隊員らは庁舎の屋外で除雪作業をしていて、指令に気付いたのは5分後の7時23分でした。

 救急隊は7時28分に出動し、7時33分に現場に到着。男性は心肺停止の状態で搬送されましたが、午前8時4分に病院に到着後、死亡が確認されました。

 除雪作業の際は庁舎の放送設備を『外部スピーカー』に切り替え、屋外でも出動指令が聞こえるようにしていましたが、灯油式融雪槽のバーナー音や強風を伴う降雪の影響で、指令を聞き取ることができませんでした。

 消防は男性の親族に経緯を説明し、謝罪しました。搬送先の医師は男性の死亡について「初期状況から、到着の遅れによる影響は低いと考えられる」ということです。

 消防は屋外作業時には勤務室に職員を常駐させるか、指令センターと連絡を取り、外部スピーカーに加えて無線や携帯電話など複数の連絡手段を確保する体制を徹底するとしています。

北海道文化放送
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