富山外国語専門学校の学生など県関係者が犠牲となったニュージーランド地震からまもなく15年。
現地で行われる追悼式に出席するため、18日に遺族が富山を出発しました。
2011年2月に発生したニュージーランド地震では、当時、倒壊したビルで語学研修中だった富山外国語専門学校の生徒と大学生あわせて13人の県関係者が亡くなりました。
地震発生後の調査でビルの設計に欠陥があったことがわかり、のちに建設許可を出したクライストチャーチ市長が遺族に対して謝罪しました。
現地では地震が発生した日に合わせ、今月22日に追悼式が予定され、当時19歳の娘を亡くした富山市に住む堀田和夫さんと妻の聖子さんが出席することにしています。
*堀田和夫さん
「現地に行くとあのビルだけが倒壊、これはおかしいと思った。調べたら欠陥、いい加減なことが分かって、悲しいというより、怒りがこみあげてきた。15年経ってしまったのは事実だが、気持ちは当初と変わらない」
倒壊したビルをめぐって遺族は建築士などの法的責任や謝罪を求め続けていますが未だ明確な回答は得られていないと言います。
*堀田和夫さん
「何ができるかというと、謝罪を求めることしかできない。でも親として何ができるかというと、それしかできない」
あれから15年。当初の怒りと悲しみは今も変わらず胸に刻まれています。
*堀田和夫さん
「忘れさられるというか、うすれていくのは当たり前。真実という事実は消えない、風化しない、腐りもしない」
15年の節目を迎える今年。堀田さん夫婦は2年ぶりに現地を訪れます。
*堀田和夫さん
「ドキドキする、また嫌な思い出を思い起こす複雑な心境。知った人にも会えるし、その面では楽しみもある」
*堀田聖子さん
「家族みんなの状況を娘に伝えて、天国のみんなと仲良くやっているか、声を聞いてきたい」
めぐみさんへの想いを胸に堀田さん夫婦は現地へと出発しました。
富山外国語専門学校でもニュージーランド地震が発生した日に合わせ追悼式が行われる予定です。