能登半島地震の影響で住まいが変わった住民の課題の一つが「引きこもってしまうこと」です。そこで、決められた場所に行けばスマホでポイントがたまる新たな取り組みが能登地区3市3町で始まりました。
仮設住宅で暮らす人の外出を促そうと県とNTTドコモが始めたのは「のとピッと」です。
「のとピッと」は観光施設や飲食店など決められた約700カ所のスポットにあるQRコードをスマホで読み取ればポイントがたまるサービスです。また、ウォーキングの歩数でもポイントがたまり、たまったポイントは地域での買い物に活用できます。
18日は輪島市マリンタウンの仮設住宅に住む人たちを対象に説明会が行われ、住民がさっそく使い方を確かめていました。
参加者は:
「市との連携がとれるとかそういう発展をして欲しい。自分がどこにいるかとか連絡できるようにしたりとかそういうのができれば一番いいよね。」
「のとピッと」はただの『ポイ活』ではありません。災害が起きると、登録した住民がどこにいるかなど安否確認にも活用できるほか、避難所では避難者の年齢層などを把握して必要な救援物資を選んで届けることが可能になります。
浅野副知事:
「毎日外に歩いてピッとポイントをためて健康の維持に役立てていただきたい。スマホに買い替える高齢者の方が増えると県や市町からのラインでの情報発信を(受け取るのが)容易になる。災害時の居場所の把握などにも役立つ。」
今回の実証実験は6月末までで、その後、改善点などを検討して新たに運用する方針です。