栃木県にある人気映画のロケ地ですが、目の前で火災が発生し、防犯カメラがその一部始終を捉えていました。

深夜の火事は、有名アーティストのミュージックビデオが撮影された人気ロケ地のすぐ目の前で起きました。

現場の防犯カメラが、火の手が上がる瞬間から逃走までの一部始終を捉えていました。

大谷資料館・大久保恭利館長:
煙が上がっているので、何か焼いているのかなと思います。この辺から火が強い。

被害を訴えたのは、栃木・宇都宮市にある大谷資料館の大久保館長。

この資料館は大谷石の採掘場を一般公開した施設で、現在2年ぶりに期間限定で公開されているのは、岩の間から光が差し込む幻想的な地下神殿。

様々なアーティストのミュージックビデオや、映画「翔んで埼玉」のロケ地にもなりました。

大谷資料館 広報・小野友也さん:
ファンの方が多い。写真をよく撮っていたりしていますね。

そんな人気のロケ地のすぐ目の前で悪質な事件が起きました。

大谷資料館・大久保恭利館長:
資料館の駐車場から歩いてすぐの場所に大谷景観公園というのがありまして、あそこから火が上がった。

12日の深夜、資料館の目の前にある公園で火事が起きたのです。

テーブルが跡形もなくなるほどの火事。

その一部始終を防犯カメラが捉えていました。

午後10時10分、車から降りてテーブルへと歩いていく3人組。
ベンチに座ると早くも異変が。

大谷資料館・大久保恭利館長:
最初、これ多分懐中電灯の光だと思うんですけど、途中から煙が結構上がり出すので…。

“火気厳禁”の公園で何かを焼いているのか、ライトの光が炎に変わり、もくもくと煙が上がり始めたのです。

しばらくすると強く発光した直後、火は強まり、3人組は近くのトイレを往復して水をかけている様子も確認できます。

しかし…。

大谷資料館・大久保恭利館長:
完全には消えていない状態で、このあとそのまま逃げてしまう感じ。ちょっと許せないのは、このあと車に戻ってゴミを捨てていく。

3人組の1人が何かを捨てる様子も。
映像の奥では、その瞬間も火が燃え続ける中、3人組は車で逃走しました。

その後、炎は勢いを増し、大量の煙が立ち上ります。

午後11時過ぎに目撃者からの通報があり現場に消防が到着。

1時間以上にわたり燃え続けた火は午後11時半過ぎに消し止められましたが、テーブル1基と4つの椅子が全焼。

宇都宮市は被害があったエリアを立ち入り禁止にしています。

大谷資料館・大久保恭利館長:
火が出た時点ですぐ消防車を呼んでおけばここまで燃えることがなかったと思うので、早く捕まってほしいし、どういう形にしろ反省はしてほしい。

警察は器物損壊事件として詳しく調べています。