警察官:
「駅着きましたんで電車からいったん降りてください」

不審者:
「お前が降りろやじゃあ」

わめきながら電車を降りてきた一人の男。取り囲む警察官たち。犯人の手にはナイフが。緊迫したやりとりが続きます。これは18日行われたとさでん交通と高知県警による合同訓練のワンシーンです。

訓練はまず、電車内に刃物を持った不審者がいると運転士が会社に連絡します。

土佐電交通社員:
「詳細不明ですが電車内で何らかの事案が発生している状況です」

乗客の1人と電話でつながった警察は、スマホで撮影した映像を警察にリアルタイムで送るよう要請します。

警察:
「今の状況をカメラとかで送るのは可能ですか?」

通報者:
「やってみます、お願いします」

これは「110番映像通報システム」というもので、事故や事件の現場と警察をリアルタイムでつなぐことができます。貴重な現場の生の映像を送ることができますが、不審者を刺激するおそれなどがあることから警察は安全を確保した上での使用を呼びかけています。

1月、JR四国の特急列車で刃物を持った男が車掌にケガをさせる事件が発生しています。通報役で訓練に参加した運転士はー

とさでん交通・山野秋登 運転士:
「緊張していたんで少し焦ってしまうところがあったが、落ち着いてやっていこうと心がけた。お客さまにケガのないように安全に運行できるようにしていきたい」

とさでん交通は有事の際、乗客、社員の命を第一に守れるよう今後も警察との連携を継続していきたいとしています。

高知さんさんテレビ
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